Pro版とは
Trace Kernelの標準機能は、リソースを読み、TypeScriptで解析し、結果を画面に出力するところで完結します。
Pro版は、Trace Kernel上で確認した結果を、実ファイルの更新や外部ツールの実行までつなげるための拡張です。
単にファイルを書き換えられるだけではなく、更新内容をいったんトランザクションとして確認し、検証してから実ファイルへ反映できます。大量のリネーム、コード生成、抽出結果のエクスポートのように、ミスがそのままファイル破壊につながる作業を、安全に扱うための仕組みです。
また、外部プログラムをTrace Kernelから呼び出せる関数として登録できます。Rust、Go、Python、Node.jsなど、用途に合った言語で作ったCLIをTrace Kernelに接続し、TypeScriptで対象の絞り込みや引数の組み立てを行い、実行結果を受け取って次の処理につなげられます。
Pro版で広がる作業範囲
Section titled “Pro版で広がる作業範囲”独自ツールとTrace Kernelを結合できる
Section titled “独自ツールとTrace Kernelを結合できる”外部プログラムをTrace Kernelのworkから呼び出せます。
外部プログラムを、Trace Kernel上のTypeScript処理に組み込めます。既存CLIを利用するだけでなく、Trace Kernelだけでは扱わない処理を好きな言語でCLIとして作り、workから関数のように呼び出せます。外部プログラムは単体で完結させ、対象の絞り込み、引数の組み立て、実行結果の整形、次の処理への受け渡しをTrace Kernel側で記述できます。
たとえば、fdで対象ファイルを絞り込み、rgで検索し、その結果を整形して次の処理に渡す、といった構成にできます。複数の外部プログラム呼び出しや結果整形を再利用したい場合は、logicとして共通化できます。
実ファイルを安全に更新できる
Section titled “実ファイルを安全に更新できる”解析結果を、実ファイルの作成、更新、削除、リネーム、コピーへつなげられます。
ファイル操作は、単発の即時操作として実行するだけではありません。トランザクションとして論理操作を積み、最後に変更内容を確認してから実ファイルへ反映できます。
トランザクションダイアログでは、workで積まれたファイル操作の内容を確認できます。ファイル名を選択して書き込み内容や更新差分を確認し、問題がなければ実ファイルへコミットします。
大量ファイルのリネーム、生成ファイルの一括出力、解析結果に応じたフォルダ分けなど、標準機能では画面上の結果確認で終わっていた作業を、実際のファイル操作までつなげられます。
注意すること
Section titled “注意すること”Pro機能は、Trace Kernelの外側にあるファイルやプログラムへ作用します。
そのため、標準機能よりもできることは増えますが、同時に誤った処理の影響も大きくなります。ファイル更新や外部プログラム連携では、対象、入力、出力、実行結果を確認しながら使うことが前提になります。
Pro機能の位置づけ
Section titled “Pro機能の位置づけ”Pro版は、標準機能を使えないと成立しない別アプリではありません。
標準機能でリソース解析や出力確認ができるようになった上で、作業の最後にファイルへ反映したい、外部ツールを組み込みたい場合に使う拡張領域です。
- process: 外部プログラムをworkから呼び出すcontext
- logic: 複数の外部プログラム呼び出しや結果整形を再利用するためのcontext
- $fs: ファイル操作とトランザクションを扱うAPI
- $net: Webページの取得や外部API呼び出しを行うAPI
Pro機能を利用する場合は、アクティベートでライセンスキーの購入と入力手順を確認してください。